東大叡智会

非インター校からの海外留学

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2022.2.28

私の教室にも少数だが毎年海外の高校や大学を目指す生徒が入ってくる。インターナショナルスクール校の場合はレベルの差は勿論あるが英語の4分野即ち「聞く」「話す」「読む」「書く」のバランスがある程度は取れていることが多い。即ち英語が「話せる」=留学に十分な英語という誤解と魔法はとけているのだ。非インター校から海外の大学を目指す生徒の中には例えば「ハーバード大」「MIT」「オックスフォード大」「ケンブリッジ大」などは入学は簡単なので入ってからの頑張りで何とかなるという考えの生徒もいる。親もそれを信じていたりするのだ。こういう海外超有名大学は入試が長期にわたることも多い。SAT(米国の共通試験のようなもの英語数学からなる英語は日本人にはかなりの難関反面数学は易しい)から始まり数度の面接推薦状ボランティア歴の証明更に難しい二次学科試験を経て選考される。日本の大学のように学科試験で一定のレベルに達したら単純に合格という訳にはいかないのだ。私の教室では非インター校から海外の学校を直接目指す子たちには必ず「英語の読み書きがしっかり出来るかしっかり出来る為の覚悟があるか」聞いてから入って頂くようにしている。こういう子達の多くは正規留学(即ち語学留学ではなく)で英語を話せるようになりたいという子が多い。読み書きがしっかり出来ないと宿題や課題が提出できない=卒業できないという発想が抜けている子が多い。時間をかけてこういう話をするのだがESL(入学前の英語過程)に入ってから私の話がよく理解出来たという生徒も多い。留学前に日本にいる間にしっかり読み書きを学ぶべきなのだ。そうすれば留学期間や費用の節約も出来るのだ。

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