猫のマタタビ好きには理由があった

2022.8.13

我が家には５匹の猫が住んでいる。飼い主からすると「飼っている」だろうが猫側からすれば「寂しそうだから同居してあげるよ」かもしれない。２４時間ずっと観察している訳では無いから人が知らない猫には猫の世界があるに違いない。私達が知らないだけだろう。我が家の猫諸兄は　【お父さん猫（福岡出身）お母さん猫（地元沖縄うちなんちゅう猫）長女長男次女（全て沖縄生まれ）】の構成である。先日も猫用爪とぎを買ったらマタタビがおまけに付いていた。ご存知マタタビは猫諸兄の大好物だ。ちなみにマタタビはあのキウイフルーツの仲間だ。猫はマタタビの匂いで興奮してゴロゴロ恍惚状態になる。（反応には個体差もあるが。）猫に限らずヒョウやジャガーも同じ反応を示す。マタタビと猫の関係について独自の研究を続ける岩手大院生の上野山怜子さん（24）が、米学会コンテストで最優秀賞を受賞し2日、盛岡市内で報告記者会見を開いた。上野山さんは「大きな学会での賞だけに、大変光栄」と喜びを語った。猫がマタタビを体にこすり擦り付けるのは蚊から体を守るためらしい事が解明されたのだ。猫は暗いところや藪を好むから蚊から体を守る防御反応を自然に身に付けたのだろう。身近なことでも此のように科学的視点を与えることに依って私達の常識が覆ることは多い。