東大叡智会

入学時の偏差値と合格実績の差

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2022.12.8

一般論で言えば中学入試或いは高校入試時点で偏差値=入学難易度が高ければその高校の大学進学実績は素晴らしいものになる。全国で言えばおそらく偏差値が極めて高い筑波大駒場 灘等はこれに当てはまる。鹿児島ラ・サールは偏差値は70台半ばという様な超進学校ではないが毎年東大京大国公立医学部に沢山の合格者を出している。「ラ・サール監獄」というジョークはこの学校が進学校プラス塾の様な学校であることを示している。小テストや追テストでしっかり復習させて定着させる方式だ。逆に教育実験高である筑駒はかなりな自由放任主義だ。学校は楽しく受験勉強は予備校や塾でというやり方だ。どちらが優れているかではなくどちらが我が子に向いているかの見極めに注意して頂きたい。私の住む沖縄で言えば中学入試の偏差値と大学合格実績にはかなりな隔たりがある。

昭和薬付属  中学入試偏差値58-63    県立開邦58-63 県立球陽58-61 この3校は中学入試難易度で大差がない。データを提供している会社により多少の差があるが。大きな差はなく同程度の入学難易度だ。沖縄では偏差値をめぐって身びいきが激しくネット上でうちの子が通っている高校があの高校より入学が難しく優秀だという「井の中の蛙」論争が盛んだ。入学する生徒の学力が大差なければ大学進学実績をみたらどの高校が生徒の学力を伸ばしているか一目瞭然だ。別のブログに県内の主要高校難関大学進学実績を載せたのでそちらと合わせて検討していただきたいと思う。

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