東大叡智会

英検の歴史

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2022.12.21

 

   1963年日本英語検定協会(旺文社の赤尾好夫氏が設立理事長を務めた)が設立され同年8月に第1回検定が実施された。当初は1級-3級のみであった。

   志願者数は全国で37663名のみだった。旺文社はその頃「大学受験ラジオ講座」各学年の「受験雑誌」(高3は螢雪時代と称していた)各教科の「傾向

   と対策」「大学入試問題正解」「旺文社模試(今は存在しないが)」などの受験生のバイブル的な参考書問題集を出版し受験界の王者であった。

   2011年旺文社は沖縄県、うるま市の協力を得て沖縄県うるまし市にアミークス学園を設立。

  • 1966年、4級が新設される
  • 1968年2月、文部省(現文部科学省)から認定を受ける
  • 1987年、準1級及び5級が新設される
  • 1994年、準2級が新設され、(3級と2級の間の溝が大きいため)また年間受検者数が300万人を超えた。
  • 2001年、すべての級が年3回実施となる
  • 2006年、文部科学省「後援」の検定となる。認定は認めてあげますだが、後援では権威付けがなされた。
  • 2012年4月、日本英語検定協会が公益財団法人へ移行
  • 2020年4月、準1級・2級・準2級・3級の英検S-CBTが新設される。時代に応じて受けやすくなった。
  • 筆者が英検1級を受験した1970年代はまだそれほどの権威もなければ試験自体も簡単だった。1970年頃迄はは地方では英検自体の認知度が低く学校の英語教師が「こんな試験があるから受けてみたら」程度ののりで生徒に勧めていた。受験料は値上げが続いた結果、2002年度までの3級の受験料が2,000円が2022年度に6,400円、1級の受験料が5,500円から11,800円になるなど高額化している。正直少し英検受験料は高くなりすぎたと思う。

 

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