東大叡智会

沖縄からの難関中学高校受験

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2022.12.21

現在沖縄の受験界を見て率直に言えば昭和薬科付属の一人勝ちだ。今年度の実績を一例に挙げると難関10大学(旧帝大プラス一橋東工大)国公立医学部で約80名二番手は恐らく開邦で難関大学と国公立医学部に約20名位だ。かなりな差がある。これでは全く高校間の健全な進学競争が生まれない。お互いに刺激を受けて発展することは難しいだろう。全国的に見て沖縄からの難関大学受験は厳しい状況だ。しかし沖縄の子供たちが特に能力的に劣るとは考えられないのだ。恐らく中学の段階で相当数の優秀な小学生が県外に出ているのではと推測される。以下沖縄の小学生が進学しそうな中高一貫校の沖縄出身生徒数をできる限り調べてみた。ただこのデータは学校が発表している県別出身者数に基づいているので発表がなければ数字が確定不可能だ。

鹿児島ラ・サール  中学に10名高校に17名在籍している。九州各県と大差はない。勿論地元鹿児島と人口の多い福岡は極めて多い。

愛光 久留米付設等は学校側の発表は無いは1-5名程度は合格者がいると思われる。首都圏や関西圏の中高一貫校も数名はいる可能性がある。この際大手塾の数字は信頼しない方が良い。合格者がダブっていたり塾を変えたりした場合合格者がダブルからだ。最大で10名程度だろう。そこから難関大学に合格した場合その合格者はあくまでラ・サール出身者愛光出身者等と数えられるから沖縄出身者とならない。これが昭和薬付属以外の学校から難関大学合格者の数が増えない一因かもしれない。沖縄の小学生がちゅうがくや高校段階で県外流出しないよに対策を打つべきだろう。

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