東大叡智会

中体連改革

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2023.2.2

昨年2022年に決定した中体連改革は今年度2023年から,いよいよ実施に移されるようだ。遡れば2022年共同通信によれば「日本中学校体育連盟(中体連)が2023年度から、全国中学校体育大会(全中)に総合型地域スポーツクラブなど民間団体に所属する選手が出場できるように参加資格の変更を検討していることが9日、中体連への取材で分かった。詳細を詰め、今年6月の正式決定を目指すという。」この後6月3日に日本中学校体育連盟(中体連)の理事会を開催し、2023年度から全国中学校体育大会(全中大会)に地域の民間クラブ所属として個人や団体が出場できる条件が決まったのだ!かなりの大改革だが、意外に父兄や現場の先生方には話は広がっていない。例えばサッカーや野球テニス剣道などは、本当に各クラブで高度な練習を積んで、尚且つ小学校や幼稚園の早い段階から、大会に出ている子達に、中学校から競技を始めてしかも専門家でない学校教師に教わったり、または自分たちで自主的に練習したりの生徒が対抗できるはずがない。此の事はもっと早くから強く周知すべきだった。筆者も長年ボランティア的に地域の中学生に競技を指導している方を存じ上げている。生徒達は皆中学生になってから、其の競技を始めた子達なので。競技レベルは高くは無いが県内では常に上位だ。今後外部のクラブで早くから指導を受けた子たちがチームで出場すれば、此のような後発組の子達は勝つのが難しくなる。此のことが競技者の数を減少させはしないか多少心配ではある。逆に競技のレベルや各競技の人数が増加すれば素晴らしいことだ。改革の4月は近い。

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