2023.2.27
沖縄生活も長くなってきた。普段の生活で不思議に思うことをいくつか書いてみたい。其の1ー信号で車を停車するときに停止線から車一台位引っ込めて停める方が少なからずいる。沖縄は交通事故が多いので暴走する車を避けるためかもしれない。其の2ー交通事故率は格別全国一位というわけではないだろうが、毎日救急車を見ない日は本当に少ない。逆に一日に複数台見ることも稀ではない。其の3ーコンビニの駐車場がいつも混んでいる。沖縄のコンビニ利用率は全国一位らしい。人口密度は高くスーパーの密度も高く、筆者の暮らす人口数万の小都市(都市ではないが)にも24時間スーパーがある位だ。コンビニ利用率が高いのは少し不思議だ。割高なのにコンビニで大量の買物をする人が多い。其の4ー車が停止すると割り込み合流が多い。いつも道路が渋滞しているのでいつ合流出来るかかわからないので致し方ないのだろうが、無理に割り込む車は必ずといっていいほど直ぐに左折か右折して止まることが多い。これも不思議だ。しかし以前暮らしていた都市よりも全体的に車の運転マナーは良いと感じる。其の5-ネット上で高校の合格ラインが、実際よりかなり高く書き込まれている。トップランクの高校昭和薬大付属高、開邦高、球陽高の父兄は互いの高校を既に生徒の学力で超えて我が子の通う高校が一番と言う方が多い。競争意識が高いのだろうか?これも不思議だ。沖縄全体で競争してお互いに高め合えたら良いのにと思う。其の6ー進学は琉球大学が最優先だ。琉大推薦で入れるのにわざわざ内地(本土のこと)の大学になぜ進むのかと言われたりする。各高校も琉大合格者数を競い合っている。折角新設進学校を4つも作っておきながら、結局琉大合格者数をお互いに競わせている。これでは新設の意味がない。極論すれば東大-琉大-早稲田みたいな序列だ。進学指導の先生も琉球大学以外の大学に対する情報が乏しい。「OIST(沖縄科学技術大学院大学世界ランク10位東大を超えている)は世界トップレベルの大学ですよ」というと不思議な顔をされ琉大が一番ですよと真顔で言われ当惑する事がある。
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