東大叡智会

東京外語大学数学必須の衝撃

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2023.3.11

先にこのブログで早稲田大学の看板学部である政経学部で、入試科目に数学が必修科目として加えられたという記事を書いた。この変更について筆者は決断した早大の大英断だと考えている。反対の凄まじさはさぞかしだったと想像する。これに続いて国立大学である東京外国語大学が、本年2023年度の大学入学共通テストから数学2科目の受験を必須化した話題が、ニュースとしても大きく取り上げられている。特に前期の志願者数は前年比で74%に急減し、倍率が1.1倍の専攻もあることが注目されている。数学の負担は受験生にはこの様に重いのだ。それではなぜ受験生の減少、それに伴う受験料収入の減少、これは大学当局にはかなりの痛手だろうが、この様なマイナスを覚悟しても新たに数学を二次試験になぜ採用したのか?これが大事な点だ。早稲田大学政経学部は経済専攻で数学モデルを使うので、入試科目に数学が必修なのは理解しやすい。寧ろ数学が含まれていなかったのが、ある意味異常だったのだ。しかし文化や言語を学ぶ東京外語で、なぜ数学なのかという疑問を持つ方は多いだろう。しかし今やコンピューターの発達により、文学や人文科学の研究にもパソコンは欠かせないものになってしまっているのだ。源氏物語の語彙分析でさえコンピューターや統計学が必要な時代だ。コンピューターを学ぶ元になるのは数学だ。より一般的に言えば数学を学ぶことにより得た論理性を大学側はは重視しているのだ。世の中は漸く数学の大事さに気づき始めたのだ。遅ればせながらではあるが。

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