１６歳の少年を攻撃する異常な人達

2023.3.25

将来天皇になられる秋篠宮悠仁親王は現在１６歳,全国トップクラスの進学校筑波大学附属高校に在籍されている。最近親王秋篠宮家に対する明らかに、個人攻撃の記事が雑誌等に書かれ、其の記事がネットで拡散されている。秋篠宮家に対する誹謗中傷はある意味国民の野次馬的な興味も引くので致し方ない面もあるのかもしれない。個人的には悲しいことだが。しかし16歳の高校生悠仁親王個人に対する誹謗中傷は秋篠宮家とは別の問題だろう。記事の内容は主に次の三点だ。１全国レベルの進学校である筑波大付属（筑波大駒場とは別の学校）への不正入学。２成績不振なのではという疑惑。これは主に学校の関係者誰々の情報という形で語られている。本当に重大な学校の機密＝生徒の成績を漏らす人がいるのだろうか？もしいればそちらこそ大変な問題だろう。　３東大へ推薦制度で不正入学しようとしているのでは無いかという疑問だ。しかし筆者の知る限り、親王のお茶大付属中学時代の成績は素晴らしく、同級生の父兄の間では筑附への推薦があれば、其のうちの一人は間違いなく悠仁親王だと言われていたのだ。冷静に考えれば国立高校で其の様な入試の不正が有れば必ず外部に漏れるであろうし、何よりこの様な事件を引き起こせば学校の存続に関わるはずだ。筑附のような名門高校にそんな事をする人達がもしいれば、大変な騒動になっているに違いない。またどこかしらから必ず外部にその秘密が漏れるだろう。もし成績が本当に悪ければ筑附は将来東大に推薦しないだろう。推薦されれば即ち成績が良いということだ。もし東大に入学されれば、東大当局が入学に値すると認めたことになる。16歳の一受験生を必要に個人攻撃する人達は、筑附や東大が不正入試を行うだろうという前提で書いている方が多い。筆者の知る限りこの両者とも入試は極めて厳格に行われる。そもそも筑附は必ずしも大学受験には向かない面がある。所謂教育実験校だ。筑附では無いが筆者の友人に筑駒から一浪して東大理科二類へ合格した人がいた。（大昔の話だが）彼はいつも筑駒でビリだったいうネタで友人たちを笑わせていた。其の位この二校は優秀なので、悠仁親王はもし現役が難しければ浪人されてもまず合格されるだろう。一国民として考えれば天皇家の方が学問に専念されるのは、平和の象徴なのだ。大人は優しくそっと見守ってあげて欲しいと思う。今月号の3月19日、AERA　dotにきちんと調べて根拠のある記事が載っているので、興味のある方は参考にして頂きたい。筆者は格別に皇室贔屓でもなければ其の逆でもない。普段それほどの大きな関心がある訳でもないが、しかし職業柄学問を目指す真面目な16歳の高校生に対して根拠のない攻撃する様な方々は容認し難い。