東芝CO₂測定の画期的技術開発に成功

2023.7.7

東芝は工場などから排出される二酸化炭素などの量をこれまでより200分の1の手のひらサイズのセンサーで150倍以上、速く測定する世界初の技術を開発した。「実は今までCO2の量というのは正確に測ることができず、概算で算出していました。今回のこの技術で正確なCO2量がリアルタイムで測定できるようになります」と開発者は述べている。意外と今まで大雑把にしか測定されてこなかった事に驚くのは筆者だけだろうか？排出ガスには複数の成分が含まれ、これまでは成分毎ににそれぞれ5分ほどかけて測定していたとのことだ。温室効果ガスの削減量も正確に把握でき、脱炭素に向けた技術開発を加速させる可能性させ、温室効果ガスの削減量も正確に把握でき、脱炭素に向けた技術開発を加速させる可能性がある素晴らしい技術だ。最近の東芝は正直あまり会社が繁栄している様には見えなかったが、改めて日本の技術者の優秀さがよく分かる話題だ。