東大叡智会

神宮外苑の森開発、桑田佳祐が訴えたいこと

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2023.11.14

東京都心・明治神宮の外苑である神宮外苑は、美しい街路樹があって、多くの人が憩いの時間を過ごしている都会のオアシスだ。そこが再開発され、結構な量の植物が伐採されるという計画がある。ニューヨークで言えばセントラルパークに超高層ビルを立てるが如くの愚行だ.         サザンオールスターズ桑田佳祐はその新曲の中で歌う。

♫誰かが悲嘆(なげ)いてた美しい杜が消滅(き)えるのをAh… 自分が居ない世の中思い遣るような人間(ひと)であれと

地球が病んで未来を憂う時代に身近な場所で何が起こってるんだ?ここに集って音楽(おと)を紡いだスタジオ(場所)歌がある

C’mon baby nowOh その理由(わけ)を AnswerOh この私にOh 明日を夢見る馬鹿でごめんよ答えておくれよ

麗しいオアシスがアスファルト・ジャングルに変わっちゃうの?Ah…分かり易い言葉でどなたか教えてくれませんか?

未来の都市が空を塞いで良いの?我が身(日本)を映した鏡のような月をピアノの音色(おと)が今も胸に響く

コミュニケーションしようとC’mon tell me nowOh wanna talk togetherOh 穏やかにOh それぞれの思い肌で感じていつもいつも思ってた知らないうちに決まってる

C’mon baby nowOh その理由(わけ)を AnswerOh 今、人々にOh 明日を夢見る馬鹿でごめんなさい意志を継ないでこの杜(ここ)が好きだよ♫

この思いは故音楽家坂本龍一から受け継いだものだ。晩年の坂本は神宮の杜を守る運動に熱心に関わっていた。

この「Relay~杜の詩」の中でも印象的なのは、「いつもいつも思ってた 知らないうちに決まってる」というフレーズだ。これは(神宮外苑の再開発を進める)東京都への批判を超えて、いつの間にか大事な決定が私達の知らないところで決まって、その結果だけが後で知らされることへの批判だろう。桑田は「歌詞に全て込めました」と話している。「音楽をやる人間は政治や社会に対して関わってはいけない」というのは間違いだというメッセージにも受け取られる。また言葉のキヤッチボールをしようと呼びかけてもいる。自分の意見は言うがそれは絶対ではないという意味だ。私達ができることは少ない。精々開発反対の署名運動くらいしか出来ないかもしれない。だがそれぞれが深く考えれば良い知恵は必ず生まれる。その知恵を次の世代に継承できるだろう。

 

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