天才とはこういう人HIMARI

2023.11.28

世の中には自称天才と云う人あり、また他称天才と言われる人もいる。吉村妃鞠ちゃんは本物の天才だ。１２歳にして出場した42全てのヴァイオリンコンテストに一位（優勝）し、中には一位を超えた特別賞を受賞した事さえある。3歳頃からヴァイオリンを始め、 今年、超難関のアメリカ・カーティス音楽院に合格。慶應義塾幼稚舎を小5で一時退学し、9月からアメリカで暮らす。学友や先生たちも彼女が天才である事を認めている。彼女は好きなことを聞かれてヴァイオリンの次に、読書を上げている。読書は彼女の演奏に年齢と共に深さを与えるだろう。そのうち注目すべきは3歳時に論語を素読していたという点だ。幼児期の言語教育は頭脳形成に多大な影響がある。人は言葉を手段として、言葉で思考する。まず最初に言葉ありきなのだ。日本語と英語を同時に学ぶことには、反対意見もあるが、筆者は賛成の立場だ。HIMARIちゃんは同時に二か国語を学んでいった。お稽古語を沢山子供に与えすぎる親御さんはよくよく考える事が大事だ。基本殆どの子供は残念だが天才ではない。お稽古事や好きなことは一つにして、それと言語教育を同時進行というのは、一つの優れたモデルとなるだろう。