2024.6.17
このブログでは何回か有名進学校の強い運動部を紹介したが、今回は最新の高校毎に数年間継続して活躍している名門高校の運動部を取り上げてみた。順序は基本的に北から南の順である。合わせて県外からも進学の可否を探ってみたい。真の文武両道を目指す生徒のお役に立てば嬉しい。文武別道高は除いている。基本的に全国大会に出場できるかに基準をおいて書いたみた。進学校としての基準はおおよそ偏差値70としている。
①福岡県 野球はまずは東筑高だろう。東の静岡、西の東筑ということが出来る。スポーツ推薦枠があり、野球部は10名程度の枠があるようだ。小倉高校のラグビー部は福岡県内で修猷館高校と双璧をなす強豪だ。北九州市は小倉地区は小倉高校、八幡地区は東筑高校と棲み分けができており、スポーツも棲み分けているのが興味深い。修猷館高校は250年の歴史を持ち、自他ともに九州・沖縄の公立NO1と名乗っている。東大合格者数、医学部合格者数では他の各県公立一番高に負けることも多いが。スポーツ推薦があり、主にラグビー,野球が多いが他の競技も九州大会レベルなら可能性があるようだ。作文と面接なので、内申書が良ければ受けることが可能だ。競争率は二倍ほどだ。県外枠もある。
②熊本県 今年熊本高校のテニス部がインター杯2連覇を達成した。県内に福岡柳川、大分舞鶴や、長崎海星、宮崎佐土原、鹿児島鳳凰、沖縄沖縄尚学などのテニス学校を持たない熊本県は熊本高校のような進学校でもテニスの全国大会に出場できるという文武両道のジュニアテニスプレーヤーには羨ましい学校だ。ただし推薦入学の制度がない。入試を突破して全国大会を目指すしかない。
③大分県 大分舞鶴のラグビー、テニスが有名、推薦もあるが、進学校としては実績がない。かつては大分上野丘と双璧であった。こちらは推薦入学がある。主にラグビー、テニス、最近は野球も強い。
④長崎県 島原高校が男子女子ともに剣道の強豪だ。地域進学校ではあるが全国レベルではないので、推薦があるか微妙だ。普通に勉強すれば合格可能だろう。長崎青雲テニス部はかつて強い時代があったようだ。今はテニス学校の海星が強い。
⑤ラサール高は以外に文武両道だが、もちろんスポーツ推薦はない。久留米付設高はスポーツに力を入れていないので、もちろんない。
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