東大叡智会

頑張れ!ハーヴァード大学

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2025.5.24

最近の話題の一つにハーヴァード大学とトランプ政権の深刻な対立があり、マスコミでも度々取り上げられている。全米屈指の有名私立大の一つと米国では考えられているが、多くの日本人に取っては米国一の大学という印象であろう。同大学はは14日、トランプ政権が要望した多様性・公平性・包括性(DEI)重視の中止や、学生らの取り締まり、恐らく学内の反イスラエルの動きであろうが、を拒否した。これを受けて連邦政府は同日、同大に対する約23億ドル(約3300億円)の補助金や契約を凍結すると発表した。この処置により世界中からやってくる学生に大学独自の奨学金が出しにくくなる恐れがある。

しかし事はこれだけでは収まらなくなってきた。22日トランプ政権はハーヴァード大学に対し、反ユダヤ活動に関わった(イスラエルの非人道的攻撃に対して反対した)学生のリストを急ぎ提出しない限り、留学生の資格を取り消し、新たな留学生の受け入れも認めない(I20ビザの発給?)という声明を出した。これではまさに学問の自由を制限したナチスと同じやり方であり、政府に都合の良い研究しか認めない中国と同じであり、古代の中国焚書坑儒を思い出させる。学問への冒涜くらいでは済まない話であろう。これは必ず将来米国の黒い歴史となること、必然である。

トランプ米政権によるハーバード大学の留学生の受け入れ資格停止措置について、米東部マサチューセッツ州の連邦地裁が23日、一時的な差し止めを命じた。在校の留学生などが即時転出・退去を迫られる事態は避けられたが、最終的な判断には時間がかかる見込みで、学生らは不安定な状態に置かれることになる。

最近日本では開成高校や渋谷幕張高校の学生の中に東大や京大に合格しても進学せず、米国や英国の難関大学に直接進学する生徒が増えている。その中でも当然ハーヴァード大学は人気の学校である。そこを目指している生徒の胸中は如何ばかりであろうか?精神的に健全な状態で準備出来るであろうか?ハーヴァードは権力に屈しない立派な学校である。信じて努力を続けて欲しい。

日本で一番有名なハーヴアーデイアン(卒業生はこう呼ばれる)はパックン(パトリック、ハーラン)であろう。彼はこう話している。「アメリカは基本的に9月入学、6月卒業。今追い出されたら、ほぼ4年間勉強した子も全部台なしになる。(大学には)徹底してあらがってほしい。大学のためにも、大学生のためにも、アメリカという国のためにも。」

頑張れ!!ハーヴァード大学 トランプ政権は永久では無い!!歴史は貴校が正しかったことを証明するに違いない。

 

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