勉強のウォーミングアップ

2025.6.26

勉強のウｵーミングアップは筆者の教室の考え方では勉強そのものではない。このアップは毎日勉強を本格的に始める前に5ー10分程度毎回やるものである。ではこのアップにはどのようなものがあるのか教科別に列挙してみたい。毎回やっていれば意外に機械的に出来るようになるものだ。

①英語　言うまでもないかもしれないが、単語熟語集の復習だ。英語の中心学習は英文の速読 rapid reading （速読多読）と  intensive reading（） である。英語を習得するには英文をひたすら読んで慣れるに如くはない。その英文読みの前に単語と熟語の復習をそれぞれ5分ほど集中して行って欲しい。出来る範囲で良いし、形も特には工夫されてなくとも良い。次第に英文を読んだときの単語や熟語が頻発して相乗効果が得られるはずだ。

②数学　これも言うまでもないが基本的には計算練習である。

（1）中学受験　計算練習は単純なものより、いかに式を上手く変形して暗算レベルに持ち込めるかの練習が大事である。ゴリゴリ計算して間違いが多ければ練習の意味を成さないのは当然である。塾技算数等の問題集の最初の辺りにある上手くかつ楽に計算する練習問題を暗記するくらい繰り返して欲しい。

（2）高校受験　文字式、因数分解等が計算練習である。因数分解では色々な解法パターンが混じってるものを解くのが良い。

（3）大学受験　式の変形、3元連立方程式、簡単な微分積分の計算、等々色々混ぜて練習するのが良い。

③国語　筆者の教室では最初の10分は新聞タイムである。毎日の新聞読書は意外にも国語力養成に素晴らしい効果を生み出している。