東大叡智会

それでも緩い日本の受験競争

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2026.1.13

世界各国の受験戦争、嫌な言葉ではあるが、受験競争はどの位の激しい物なのか、仮に順番を付けてみた。

①インド かの有名なインド工科大学(IIT)の競争率は100倍を軽く超える。インドにおける18歳の人口数は約2,500万人、そのうちの約1/4が大学に進学する。インドの大学進学者全体で考えるとIITに進学できる学生の割合は約0.26%のため、入学することがいかに難しいことかが分かるであろう。インドでは毎年受験に失敗したり、絶望感から数千人以上の自殺者が出ている。自殺者防止のためシーリングファンに細工がされている。ITTの卒業生は世界中で奪い合いとなっている。

② 中国 日本の共通テストにあたる高試は約1300万人長超の受験者がいる。しかも受験回数は一回のみ、まさに一発試験だ。一生がかかった試験の為、毎年笑えないほどありとあらゆる手段でカンニング、試験の不正が行われる。カンニングする方と取り締まりする方の真剣勝負である。学生数に比べて重点大学、日本の旧帝にあたるエリート大学の定員が少ないため、競争は激烈である。中国に文武両道などという言葉は存在しない。難関大学→社会的、経済的エリートの公式が確立されているために、脇目も振らず親子一体、いや正確には父方母方の祖父母+両親+本人の戦いだ。小さい時から塾に通い、家庭教師を付け(平等化を図るため、しばしば禁止されるが)一日15時間勉強などという離れ業を演じなければならない。よって中堅,富裕層は日本に教育移住が増えている。彼らにとって全人的教育の日本のやり方は生ぬるいだろうが、その素晴らしさを評価しての教育移住である。

③韓国 ここも皆さんご存知のように受験競争は激烈であり、小学校いやそれ以前から、塾かけもちは普通だ。夏休みにフィリピンに行けば、韓国の夏休みの英語研修団体によく出くわす。大学入試の共通試験が夏にあり、遅刻しそうな生徒はパチカーや白バイが会場に連れて行ってくれる。会場の外では、試験中息子娘の試験合格を祈る母親が多く見られる。受験に母親が付いてきたら、マザコンみたいでカッコ悪いなんて考える日本の男の子には信じられない光景だ。韓国の母親が入試について来なかったら夫の両親から非難される事必定であろう。エリート層から外れそうな生徒は競争が緩い日本の難関大学に挑むことがある。

④シンガポール そもそも中学入学の時点で、エリート組と非エリート組の中学に選別される。小学校の算数が専任生でレベルが。とても高い。外国からもシンガポール自体にも優秀な人間が集まる仕組みが出来ている。今や日本の小中学生の学力が世界一と言われたのははるか歴史の彼方である。日本の学力は段階の世代辺りがピークでその後は低下の一途をたどっている、。競争は存在するが、少子化の為に、井の中の蛙の競争になりつつある。このままでは遠からず東大のや京大の学生の大半が外国籍という事になるのは間違いない。納税者としては納得出来ない部分はあるが、世の中の流れには逆らえない。大学側も優秀な外国人を求めている。日本人優遇は難しい。日本人学生の奮起が望まれよう。優秀な人材が集まれば国は必ず栄えるのは歴史が証明している。

 

 

 

 

 

 

 

 

因みに日本の共通テストの受験者の数を60万人とすれば、そのうち等第3000人、京大3000人、国公立医学部4000人としても、何と1%を軽く超えてします。これに旧帝、早慶,私大学部を入れれば、何と日本版エリートの道がお手軽かがわかる。

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