東大叡智会

中高一貫校に高校から入るという選択

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2026.2.22

中学入試を経ないで高校から中高一貫の進学校に入学することは可能だが、かなりなしっかりした基礎学力がないと追いつくのが困難だ。以下幾つかの場合に分けて考えてみよう。それにはまず、高校入試を実施している一貫校がどの位、高校で募集しているのかを知らねばならない。以下トップクラスの学校で調べてみた。

まずは全国の状況は、中学受験者数約25万人(私立、国立中学)高校受験者数100万人(同)この中には非進学校(大学の付属校など)をめざす子達もいる数字だ。

(1)筑駒 中学120名 倍率約5倍 高校40名倍率3-4倍 5教科入試 一般枠と帰国子女枠

(2)渋谷幕張 中学約45名 高校約160名(高校の募集定員減)

(3)聖光学院(神奈川)中学 1回目170名 2回目 50名 帰国枠 若干  高校募集なし 

 (4)灘    中学180人(合格者280人)倍率2.5倍 高校40名 

 (5)鹿児島ラサール   中学 160名 高校80名

全体的な傾向としては入試難易度が上がれば、高校からの募集定員が減るか、聖光学院の様に募集しないかである。(あくまでも全体的な傾向である)

ここでは公立中学からこれらの難関高校へ進む事を考慮して述べていく事とする。この中で生ずる最大の問題は中高一貫校と普通の公立中学の授業時間数と、レベルの違いから来る授業の進み具合と内容の深さの格差の問題である。進学校の中高一貫校は土曜日に授業を行っている学校が多い。中学の段階で英語と数学の学力差は非常に大きいものとなる。この打をどう埋めていくのかは、大学受験の段階では、耐え難いほどの差となってしまうのだ。それらの進学校は一般的に、一年前倒しの授業進度なので、高2の段階で受験準備が一応整う様にカリキュラムが組まれる。そこで追いつくために、出来る事は以下の様なことであろう。

※数学は高校受験をやりながら、一緒に数学1A迄終了させる。もし受験の成功が心配なら、入試が終わって、高1の授業が始まる迄の2ヶ月弱を使って、数学だけでも終わらせておく。英語は最低でも、中3迄に英検2級を取って欲しい。

※出来るならば、高校の基礎物理、基礎化学は高校生活が始まる迄に、終わらせておく。

※ 国語は現代文の難解な評論文を駿台の教材などを使って読み込んで欲しい。「現代文テーマ別頻出課題文集」がお勧めだ。余力があれば、要約を120字で書いてみるのも優れた方法だが、まずはしっかり読み込む事だ。更に余力があれば、古文単語150程度と漢文の基礎句法を覚えると良いだろう。大学受験の最初の関門はまずは高1の段階を如何に過ごすかである。高1の間に、大きく成績が伸びれば、そのまま一気に大学受験へと進んで行ける。

 

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