2022.12.31
どのスポーツにも書いたが筆者の言う文武両道は基本スポーツ推薦でなく平等な入試を経て、スポーツ特典を与えられていない、練習や設備で制限が加えられている中で全国レベルで活躍している選手がある程度の大学進学実績をあげている進学校という選定だ。
【男子インター杯上位校】
優勝:島原(長崎)
準優勝:日章学園(宮崎)
第三位:九州学院(熊本)、育英(兵庫)
※2021年度結果
優勝:九州学院(熊本)
準優勝:秋田商業(秋田)
第三位:玉島(岡山)、明豊(大分)
※2019年度結果
優勝:九州学院(熊本)
準優勝:水戸葵陵(茨城)
第三位:東洋大姫路(兵庫)、明豊(大分)
優勝校の長崎県立島原高校は地方の典型的な準進学校だ。国公立大学へ毎年100名ほど九州大学などの旧帝大へ10名ほど、中上位の国立大である長崎大熊本大広島大などへも多く合格している。体育科はないので文武両道の学校ということが出来るだろう。 剣道の盛んな県といえば福岡だろう。福岡の高校剣道は東福岡 福岡第一 福大大濠などが全国レベルだ。福大大濠は東大京大へ数名、九州大へ多くの合格者、医学部にも多くの合格者を出しているが、コースにより学力がバラバラ なのでスポーツ推薦の可能性があり文武両道高校かは不明だ。筆者の知る時代の大濠は野球や陸上、バスケで推薦入学の文武別学の学校だった
女子インター杯上位校】
優勝:中村学園女(福岡)
準優勝:明豊(大分)
第三位:八代白百合学園(熊本)、東海大札幌(北海道)
※2021年度結果
優勝:中村学園女(福岡)
準優勝:八代白百合学園(熊本)
第三位:守谷(茨城)、鈴鹿(三重)
※2019年度結果
優勝:中村学園女(福岡)
準優勝:東奥義塾(青森)
第三位:五泉(新潟)、広島皆実(広島)
女子強豪の福岡中村学園は同じく準進学校で旧帝大クラスが数名中堅上位の国立大が数十めいという学校だ。私立高校によくあるコース別制度を採用している。スポーツで活躍している生徒は比較的緩いクラスに在籍している可能性がある。スポーツ推薦は不明。全体として剣道競技で上位の進学校は存在していないと考えられる。
© 2021 東大叡智会.