東大叡智会

模試にもランキングあり

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2025.12.17

模試には色々な会社のものがある。皆さんは学校で受ける模試や外部で自分で申込みをして受検していると思うが、自分自身の学力と模試のレベルが一致しているかよく考える必要がある。特に最近は通信制の模試が多くなり、ある意味大型の塾予備校がなく自称進学校に在籍している生徒には便利だ。自宅で回答し、比較的安価で、データが充実しているものが多い。勿論会場で受けるほうが緊張感を含めて良いに決まっているが、居住地のハンデイは確実に存在する。大げさに言えば地方と東京の地域格差という事も出来よう。マークシート式なのか、記述式なのかなど、選択すべきことがいくつかある。まず第一に考えるべきはどの生徒層がその模試を受けているかである。レベルが高い方で言えば、駿台模試(志望校別を含む)Z会模試、河合塾模試などがある。それぞれに学校名を冠した大学別模試があるので、かなり実態に近い判定が出やすい。代ゼミの模試は少し判定が甘く出る傾向にあるが、中堅国立、私立には良いと思う。河合塾の大学別はかなり的確に判定が出る。地方の自称進学校の多くがベネッセの模試を使用している。どの模試を各学校が採用しているかで学校のレベルを推し量る事が可能な位である。これも難関大学には使えないが、中堅ないし、中堅以下の大学なら十分使うことが出来る。模試の真髄は志望する大学のレベルに合っているかどうかであり、また一題を解けば数題の効果があるかどうかである。即ち質の問題である。非名門校、自称進学校から最難関大学を受験するならば、自ら求めてより高いレベルの受験生が集う模試に挑戦しなければならない。ここ沖縄には高校受験の高いレベルを展開する塾は存在しないが、大学受験に関しては内地のK予備校が進出してきて全国レベルの模試が受験可能になったことは沖縄から難関大学を受験する子達には朗報である。

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