東大叡智会

近代文語文問題演習 駿台文庫

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2025.12.30

先週から筆者の塾では折りに触れ駿台の「近代文語文演習」を使っている。第一回はイベント的に福沢諭吉の「学問のすすめ」を一緒に読んだ。教室生に一字一句解説しながら問題を解いた。国語力は必ずしも学年には比例しない。比例するのは読書量であり、また練習量である。今回も最高得点は中学受験を控える小6生が共通テストを控える高3生を上回った. この事自体は格段驚くには値しない。筆者も小6の時、お年玉で買った「ソクラテスの弁明」を熱心に読んだ。内容は理解したとは言えないかもしれないが、なんだか大人の仲間入り、賢くなった様な気がしたものだ。国語における早熟は歓迎されて良い。たとえ短期的に結果が出なかったとしても構わない。国語は英語数学より、考える過程がより重要な科目である。国語の苦手な生徒は必ず国語を軽視し、「国語は差がつかない教科」と考えている。そういう言い訳を自分で考え出している子は多い。標準偏差を見れば確かに国語力は英語数学に比べれば差はつきにくいのは事実である。しかしこの事は国語を軽視して良いとイコールではない。国語力は他の全ての教科に強く影響する。しかも確実に影響する。数学で使う脳の部位と国語で使う脳の部位は脳の中で比較的近い位置にある。Z会の現代文キーワード解説を使いながら評論文、論説文を読む試みは受験のみではなく、将来しっかり本を読む基礎となる。一近代文語文演習は現代文と同時に漢文の基礎を築くにも有効な教材である。

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