東大叡智会

寮あり 個性的な中高一貫進学校 西日本編

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2026.3.29

西日本の寮のある学校について偏差値、進学実績、進学指導方法、寮の有無について書いてみよう。女子寮があれば(極めて少ない)それも記す事とする。

大まかに偏差値順(あくまで大まか)とする、偏差値は信頼が置ける駿台予備学校の数字を使用することとする。全ての寮あり学校を書くことが出来ないので、あくまで筆者の独断と偏見で選んだ“ポリシーある学校”である。共通しているのは、寮内スマホ禁止、寮で3食(稀に昼食が学内食堂)

 

①鹿児島ラサール(鹿児島) 中高合わせての生徒数は約1200名。そのうち約半数が学校の敷地内にある巨大な寮で暮らす寮生である。高校3年生では外部の下宿に移動する事になる。成績は寮生>下宿生>自宅生と言われ、そこでは毎日3時間の「義務自習」(中学高校で時間帯が異なるが、前半1915-2045。後半2115-2245辺りで途中に休憩あり)が課されるなど、徹底した学習環境が特徴だ。俗に「ラサール監獄」と呼ばれる所以である。塾無しで、超難関大学へ普通に合格している。その反動か?ラサール出身生の東大での留年率は非常に高いと言われている。寮は3食付きであり、これは結構珍しい。昼食は学校の食堂でのほうが多い。洗濯は寮の職員がやってくれる。繕いものを保護者の会がやってくれるほど、学校と寮、保護者が一体化している。いわゆるラサールらしさである。恐らく英米のBoarding  School を模した様な理想があるのだろう。意外にスポーツが盛んであり、しばしば硬式テニス部は鹿児島大会を勝ち抜き、九州大会に進出して、その勇姿を博多の森で見ることが出来る。バックボーンとしてキリスト教(カトリック)があるのも、生徒達にラサールらしさを植え付けている。中高時代の多感な時期にキリスト教に触れるのは悪いことでは、決して無い。スマホ等の持ち込みは禁止され、テレビも無い。保護者との連絡は寮の公衆電話を使う昔ながらの方法である。この方式は他校にも取り入れられている。

②愛光(愛媛)ここもカトリック系の学校である。鹿児島ラサールと似ている部分もあるが、単に偏差値、進学実績で測れない優れた部分のある学校である。ここも硬式テニス部が意外に強い。鹿児島ラサールと同様に、近年は東大受験から国公立医学部合格へシフトを変えつつある。寮生活で協調性を養い、キリスト教全人教育で人間性を育てつつ、医学部受験の準備をする学校に変わりつつある。これは鹿児島ラサールも同様である。中学入試の配点が算数国語が各120点60分であるのに対し、理科社会が80点40分と傾斜配点なのに注意する必要がある。中学定員200名高校定員50名である。最大の特色は数年前から女子の受け入れが始まったことであ理女子寮が出来た事である。寮はおおよそ,1915から2255までが強制学習時間になっている。西日本の主要な中高一貫校で女子を受け入れている所は極めて少ない。女子校または女子が入学できるトップレベル(大まかに偏差値70以上)の中高一貫校は大体首都圏にある。

③青雲(長崎)中学定員200名高校定員50名程である。競争倍率は4倍前後。寮生は中学1-2年生は強制自習時間は1910-2115分辺りであり、2230分までには就寝可能である。中学生は4人部屋、高校生は個室である。保護者用の宿泊施設がある。スマホ等は基本禁止なので、保護者は寮生からの寮内公衆電話からの、連絡を待つかない。筆者の情報では中学生の英語授業時間が多い。青雲は基本やはり医学部進学を目指す学生が多い。武道(柔道または剣道)が必修になっている。

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