2026.1.11
筆者の教室では、勉強が順調に進む為には、その基礎となる規則正しい生活とそれを支える体力が必要という考えから、定期的に生徒の生活調査を行っている。以下はその内容の一部であり、これらは入塾の際も保護者の方々と生徒自身に尋ねる事項である。
① 定期的に家族の一員としての仕事が出来ているか YES NO 具体的に何をしているか 掃除、洗濯、買い物、お風呂掃除等々
② 就寝時間 (1)2100前後(2)2130(3)2200(4)2230 (4)2300以降
③ 朝起きたときの気分 保護者と本人の両方に聞く
(1)上機嫌 ルンルン(2)普通(3)やや不機嫌 (4)不機嫌
④ 家族への態度 (1)いつも思いやり、配慮 (2)その時次第 気分がいい時は優しい
(3)大体不機嫌な対応だが不機嫌という自覚あり (4)不機嫌かつ自覚はない
⑤ 携帯の使用 (1)一日 60分以上SNSよく使う (2)一日 30分以内 (3)極めて短いかほとん
⑥ 食事 (1)よく噛む 30回以上 (2)15回程度少し噛無回数が少ない (3)かなりかみ方が少ない
⑦ 朝食は毎日食べるか・ (1)朝は空腹でよく食べる (2)空腹は感じないが普通に食べる (3)時々食べないことがある(4)時間がなくて食べない
これらの事柄はお尋ねする項目の一部だが、これだけでもその生徒の勉強がスムーズに進むかは、能力とは別物であることが御理解頂けると思う。これらの項目の答えが良好なら成績の向上は間違いない。大昔医師の友人の話を思い出す。時々若いOLさんが病院に来て「先生、最近何故か体調が良くないんです。風を引きやすく、頭痛も起きやすい、なぜか分からなくて」そこで、普段の生活実態を尋ねると、20時位迄残業して、その後は同僚と飲んでから12時すぎに帰宅します。睡眠時間は5時間位です。原因は考えるまでもないであろう。毎日遅くまで友人とSNSで盛り上がり、遅い時間から勉強を始めて、6時間位しか寝ていなくて、朝食も取らない生徒が成績が上がればまさに奇跡であろう。
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