ゴトゴト石犯人実名報道を求める

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2024.3.24

ニュースでご存じの方もあるかと思うが、高知市土佐山桑尾にある通称「ゴトゴト石」は子供の力でも軽く動くが決して落ちないことから、「試験に落ちない」ゲン担ぎで受験生、「選挙に落ちない?」ゲン担ぎで政治家に人気があった。地元の人達はこれを「神の石」として尊重し長い間大事にしてきた。ゴトゴト石は神社の境内にある。地域住民の素朴な信仰心の現れだろう。こういう感情は宗教の違いを超えて尊重されるべきものだ。また年間かなりの観光客がこの石を見に来るために、この石は一種の観光資源として機能し、地元に少なからぬ経済的貢献をしていたと思われる。しかし,2022年11月26日朝、「絶対に落ちない石を、俺たちで落としてやろう！」とレンタカーで東京を出発した大学生6人は地元で工具を買い込み無理矢理に石を動かそうとした。結果「くたくたになって、道具を放置したまま帰った」この過程で石は動かなくなり、本来の「ゴトゴト石」ではなくなった。事件としては告訴されなければそのままであったが、当然地元住人の怒りは凄まじく、刑事告訴となり犯人は特定された。しかし一人20 万円ほどの罰金で済む話ではないと思う位の重罪ではないだろうか。この石がなければ地元に人は来ない。経済効果もない。いわば「奈良の大仏」「鎌倉の大仏」の破壊といささかも違わない。果たして一人当たり僅かな罰金で済む話だろうか？未だ犯人の実名や在学している大学名も公表されていない。こういう人達は再犯の可能性も高い。他人の感情に寄り添えない病気の様なものだ。検察当局やマスコミは大学名個人名を公表すべきである。学生なら若気の至り（今や死語だろうが）で何でも許されるという風潮は怖い。